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要素にフィルタをかけてみる

注意:今回書くfilterプロパティはChrome,Safari,Android,IOS7以降でないとは動作しません。

filter1プロパティを利用すると、要素に対して様々なフィルタをかけれます。フィルタの種類は、下記のフィルタ関数、またはSVGで定義しておいた設定を利用して指定する。

フィルタ関数を利用する場合は「opacity(40%)」というようにフィルタを適用する度合いを引数に指定します。

フィルタ関数
フィルタ関数名 説明
grayscale() 要素をグレースケールにします。
グレースケールにする度合を「0%~100%」の値で指定します。
初期値は「0%」です。「100%」で完全にグレーです。
sepia() 要素をセピア調にします。
セピア調にする度合を「0%~100%」の値で指定します。
初期値は「0%」です。「100%」で完全にセピア調です。
saturate() 要素を彩度を変更します。
現在の彩度を「100%」(初期値)として、彩度を変更する度合いを「0%」以上の値で指定します。0%を指定すると無彩色となり、値が大きくなるほど彩度が高くなります。
hue-rotate() 要素の色相を変更する。色相環を回転させる角度を「0deg~360deg」の値で指定します。初期値は「0deg」です。
invert() 階調を反転します。反転させる度合いを「0%~100%」の値で指定します。
初期値は「0%」です。「100%」を指定すると、完全に反転します。
opacity() 透明度を「0%~100%」の値で指定します。初期値はは「100%」です。「0%」を指定すると完全に透明になります。
brightness() 明度を変更する。現在の明度を「100%」(初期値)として、メイドを変更する度合いを「0%」以上の値で指定する。「0%」を指定すると完全に黒になり、値が大きくなるほど明るくなります。
contrast() コントラストを変更する。現在のコントラストを「100%」(初期値)として、コントラストを変更する度合いを「0%」以上の値で指定する。「0%」を指定すると、完全にグレーになる。
blur() ぼかしをつける。ぼかす幅を、数値に単位(%は不可)をつけて指定する。
初期値は「0」です。
drop-shadow() ドロップシャドウを付ける。影の長さと色を半角スペースで区切って指定する。指定方法はbox-shadowと同じです。box-shadowプロパティの影を広げる距離を指定する4つの目の値はdrop-shadow()関数では利用不可です。
SVGを利用
フィルタ関数名 説明
url() SVGで定義した設定のIDwo、「#ID」か「URL#ID」で指定する。

サンプルコードの実行結果はこちら

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