フォームを操作する専用の命令がval()です。
この命令を使用すると、フォームに入力または、選択されている
value属性の値を取得・変更することが可能です。
value属性の値を取得する
val()は括弧内には、何も書かずに使用すると、フォームに入力
されているテキストや選択されている値を取得します。
値を取得する対象要素はセレクターで指定します。
サンプルコードの確認ボタン(button要素)をクリックすると、
input要素の値を取得して「input要素に入力された内容」に
メールを送信!という確認メッセージをp要素内に書き出します。
それと同時にbutton要素の「確認」から「送信」に変更しています。
val()要素はinput要素だけではなく、
select/option要素やtextarea要素にも使用できます。
「$("select").val();」と指定すると、選択されている
option要素のvalue属性の値を取得することができます。
「$("texrarea").val();」と書けば、入力されている
テキストを取得することができます。
value属性の値を変更する
フォームの内容を変更するときも、val()を使用します。
対象とする要素をセレクターで指定し、変更したい値を
括弧内に記述します。
サンプルコードでは、クリアボタン(button要素)がクリックされたら、
val("")を実行し、input要素の値を空にしています。
実行結果はこちらです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 |
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>jQueryStudy</title> <style> *{margin:0;padding:0;} </style> <script src="js/jquery-1.11.3.js"></script> </head> <body> <p>メールアドレス:<input type="text" name="name"></p> <button id="confirm">確認</button> <button id="clear">クリア</button> <script> $(document).ready(function(){ $("button#confirm").click(function(){ $("p").text($("input").val()+"にメールを送信!") $("button").text("送信"); }); $("button#clear").click(function(){ $("input").val(""); }); }); </script> </body> </html> |