以前paddingプロパティを紹介しました。
あれはborderの内側の余白を設定するものでした。
今回紹介するのはborderより外側に余白を設ける
marginプロパティです。ボックスより外側になるので
コンテンツ領域に指定した背景は反映されることは
ありません。
marginに関わるプロパティ
margin-top 上の外側の余白を設定
margin-bottom 下の外側の余白を設定
margin-left 左の外側の余白を設定
margin-right 右の外側の余白を設定
margin 上記の4件をまとめて設定できます。
「上px 右px 下px 左px」と指定します。
設定値
auto 自動
数値 pxを付けて指定する。
% 割合を設定できますけど、どうやって使う??
marginには負の値を設定できます。
コンテンツボックス内側の余白を設定するpaddingとは違い、
外側の余白を設定するmarginには負の値を設定できます。
例えば、margin-topに「-50px」を指定すると元の場所より
50px上に物が配置されます。
あれmarginが効かない?ってなってしまったら
margin:**pxを適用している親要素にoverflow:hidden;を
サンプルコードのように指定します。
コンテンツの幅を指定して中央揃えにする。
test.cssの4行目で入れ物の幅を指定し、14行目のように
書くことで中央揃えに指定できます。
これはもうお決まりのものだと思ってください。
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*{margin:0;padding:0;} #container{ width:640px; height:640px; background-color:greenyellow; /* 上記のwidth:960pxとセットで 指定します。上下方向余白0 左右に等間隔で余白を設けます。 ブラウザサイズを最大にすると確認できます。 */ margin:0 auto; /* 親要素からはみ出す子要素は表示しない */ overflow:hidden; } .box{ width:100px; height:100px; background-color:aquamarine; /* 上辺外側の余白を設定 */ margin-top:50px; /* 下辺外側の余白を設定 */ margin-left:50px; /* 親要素からはみ出す子要素は表示しない */ overflow:hidden; } .marginAllDir20px{ /* 四方の外側の余白まとめてを設定 */ margin:20px; } |
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