配列データを管理するとき、データの追加・削除・取り出しが
できれば、使い勝手がよくなります。そういう動作をできる
命令があり、下記のようなものがあります。
命令名 | 内容 |
---|---|
array_push($配列名,値,値・・・) | 配列の末尾に追加する |
array_pop($配列名) | 配列の末尾から取り出す |
array_unshift($配列名,値,値・・・) | 配列の先頭から追加する |
array_shift($配列名) | 配列の先頭から取り出す |
unset(配列要素名) | 指定した配列の要素を削除する |
サンプルコードの実行結果はこちら
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<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title></title> <link rel="stylesheet" href="../style.css"> </head> <body> <?php $city = array("東京","大阪","横浜","京都","千葉"); //配列の末尾に追加 array_push($city, "名古屋","福岡"); //配列の末尾から取り出す 「福岡」 array_pop($city); //配列の先頭に追加 array_unshift($city,"青森","盛岡"); //配列の先頭から取り出す 「青森」 array_shift($city); //指定した要素を削除 「横浜」 unset($city[3]); foreach($city as $id => $value ){ echo "{$id}: {$value}<br>"; } echo "<br><hr><br>"; //見る要素を初期に戻す(先頭要素を見る) reset($city); //一番所の要素を出力する echo current($city) . "<br>"; //次の要素を見る next($city); echo current($city) . "<br>"; //次の要素を見る next($city); echo current($city) . "<br>"; //前の要素を見る prev($city); echo current($city) . "<br>"; //見る要素を初期に戻す(先頭要素を見る) reset($city); echo current($city) . "<br>"; ?> </body> </html> |
配列中を移動し値を取得する
配列には「現在の位置」という考えがあり、「現在の位置」は、
はじめは、配列の先頭に設定されています。この考えを利用して、
配列の値を調べる方法があります。配列内を下記の指定で、
移動して配列の値を取得することができます。
名前 | 説明 |
---|---|
current($配列名) | 現在位置を取得する |
key($配列名) | 現在位置のキーを取得する |
each($配列名) | 現在位置の要素を取得し、次へ進む |
next($配列名) | 現在位置を1つ先に進める |
prev($配列名) | 現在位置を1つ前に戻す |
end($配列名) | 末尾要素を現在位置にする |
rest($配列名) | 先頭要素を現在位置にする |
実行例ですが、サンプルコードの36行目~56行目に書きました。
ですが、これを使う必要性があるのか謎です。$city[ $i ]を指定して
$iの値を変えればいいだけでは・・・と思います。