繰り返し文には一定の処理の流れがあることは、
for文やwhile文の記事で書きました。
PHPでは、処理の流れを変える文というものがあります。
主なものはbreak文、continue文がありますが、
まずはbreak文から書いていきます。
break文は、
処理の流れを強制的に終了させ、処理中のブロックから抜ける
処理を行う文です。
break;
サンプルコードの実行結果はこちら
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<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>ループ処理を変更してみる</title> <link rel="stylesheet" href="../style.css"> </head> <body> <?php for( $i = 0 ; $i < 5 ; $i++ ){ echo '$i:' . $i . "<br>"; if( $i == 2 ) break; } echo "<br>"; echo "<hr>"; for( $i = 0 ; $i < 5 ; $i++ ){ if( $i == 2 ) continue; echo '$i:' . $i . "<br>"; } ?> </body> </html> |
break文を使えば、ブロックから抜けることができる。
continue文を使う
文の流れを変える文としては、break文以外にも、
continue文があります。この文は、
ループ内の処理を飛ばし、ブロックの先頭位置に戻って処理を続ける
処理を行う文です。
continue;
サンプルコード18行目では、処理を飛ばす条件として、
$i == 2と指定しました。$i==2のときは、if文の条件に合致して
それ以降の処理を行わず、ブロックの先頭に戻って処理を
しているのが確認できます。(「$i:2」は出力されていない)
continue文を使い、繰り返し文の先頭に戻ることができる。