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戻り値

関数には、引数で値渡す以外にも、

関数の呼び出し元に、関数本体から値を返す

という機能を付けることもできます。
関数から返される情報(値)を、戻り値(return value)といい、
複数指定できる引数とは違い、戻り値は1つだけで、呼び出し元に
値を返すことに注意指定下さい。

以下のように書きます。

function 関数名(引数){
処理;
return 式;
}

上記では、ブロック最後にreturn文を書いていますが、
関数のブロックの中ほどに書いてあったも、return文が処理された箇所で、
関数処理が終了し、呼び出し元に処理が戻ります。

戻り値を使い、関数から値を受け取ることができる。

サンプルコードの実行結果はこちら

関数内で計算された結果の戻り値を、呼び出し元の$totalという変数に
代入しています。戻り値を利用するには、関数の呼び出し分から、、
代入演算子を使います。

$total = buy($food,$price,$num);

ちなみに、関数の戻り値を利用しない場合は、
以下のように書いても大丈夫です。

buy($food,$price,$num);

関数の呼び出し元に情報(値)を返すには、
戻り値を使う。

戻り値がない関数

引数がない関数を定義したように、
戻り値がない関数も定義することができます。
以前のサンプルコードで書いたmsg()も戻り値を持たない関数です。

function msg(){
echo "お買い上げ有難うございます。
";
}

戻り値がない関数が呼び出されて処理された場合には、
ブロック処理が終了する「}」までいくか、
下記のように書いて終わらせます。

return;

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