php

PHPでのファイル情報

前回は、データベースを利用して、データを扱うコードを作成しました。
データを管理する方法は。ほかにもファイルを利用する方法があります。
PHPでは、組み込み関数を使いファイルに関する情報を調べたり、
ファイルの読み書きができます。
ファイルに関する情報を調べるのにはstat()関数を使います。

サンプルコードの実行結果はこちら

stat()関数にファイル名を引数とすることで、
ファイルに関する情報を得ることができます。

番号 キー 説明
0 dev デバイス番号
1 ino inode番号(ファイル識別番号)
2 mode inodeプロテクトモード
3 nlink リンク数
4 uid ユーザーID
5 gid グループID
6 rdev デバイスの種類
7 size ファイルサイズ
8 atime 最終サクセス時刻
9 mtime 最終修正時刻
10 ctime 作成時刻
11 blksize ブロックサイズ(windowsは -1)
12 blocks ブロック数(windowsは -1)

ディレクトリを調べる

Windowsでは、ファイルを整理する概念としてフォルダを使います。
フォルダは、プログラミングの世界ではディレクトリといいます。
PHPの関数を使いディレクトリの情報を調べてみます。

opendir()関数でディレクトリ情報にアクセスし、
readdir()関数でそのディレクトリにある
ディレクトリ名・ファイル名を読み込むことができ、
最後にclosedir()関数を使い終了します。

サンプルコードの実行結果はこちら

「..」は一つ上のディレクトリを表しています。

関数名 戻り値 説明
opendir(string $path) resource ディレクトリをオープン
readdir(resource $dir) string ディレクトリのファイル名を1つ読む
closedir(resource $dir) なし ディレクトリをクローズ

詳細なファイル情報

is_dir()関数で、ディレクトリとファイルの区別を調べ
is_writeable()関数で書き込み可能かどうか
is_readable()関数で読込可能かどうかを調べられます。

サンプルコードの実行結果はこちら

関数名 戻り値 説明
is_dir(string $filename) boolean ディレクトリかどうか判定
is_readable(string $filename) boolean 読み込み可能かどうか判定
is_writeable(string $filename) boolean 書き込み可能かどうか判定

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