変数には文字も格納できます。
前回、前々回の記事では、数値を変数に代入しました。変数という名前のせいか、数値しか代入できないと思いますが、文字列も格納することができます。
サンプルコードの実行結果はこちらです。
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<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>variableStr</title> </head> <body> <script> var name = "山田"; name = name +"太郎"; document.write("私は" + name + "です。"); </script> </body> </html> |
数値の場合「+」演算子は足し算する演算子でしたが、今回の「+」演算子を文字列に対して行うと、「+」の左右の文字列をつなげることができます。サンプルコードの「name」は"山田"という文字列が初期化して格納されています。その後、"太郎" という文字列が足されています。最後にwriteメソッド時に、"私は"と"です。"という文字列が name の前後に足されています。
+演算子
「+」演算子を、数値同士に使用した場合は、足し算になり、文字列同士に使用した場合は文字列の連結になります。
5+3 = 8
"my name is" + "tom" = "may name is tom"
文字列と数値に「+」演算子をどうなるのか?という疑問が出てくるとおもいます。その時は数値が自動的に文字列に変換され、その後に連結が行われます。
"私は" + "今年で" + 20 + "才になります。" = "私は今年で20才になります" と出力されます。
リテラルって
ステートメントに記述した値そのものをリテラルといいます。
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var year = 2015; |
上記の例だと「2015」は変数ではなく、2015という数値を表しています。これがリテラルです。このように数値は。値をそのまま記述します。それに対して、文字列のリテラルは、全体をダブルクォーテーション「"」で囲みます。
1 |
var name = "tom"; |
シングルクォーテーションでも大丈夫ですが、左右が同じクォーテーションでなければなりません。