HTMLには、書体、色、文字、リンクの設定を行うタグが用意されています。Stringオブジェクトには、上記の設定を行うためのメソッドがあります。それらのメソッドを使用することで、プログラムで文字の大きさや色などを設定できます。
例を挙げると、linkメソッドはリンクを設定するメソッドです。HTMLでは、<a href="リンク先"></a>です。
今回は、Stringオブジェクトに用意されているHTML関連のメソッドの使用例として、fontsizeメソッドと、linkメソッドを見ていきます。
サンプルコードの実行結果はこちら
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<!doctype html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>文字とリンクを設定してみる</title> </head> <body> <script> var str1 = "文字やリンクを設定する"; for( var i=1; i<= 7 ; i++){ document.write("<p>",str1.fontsize(i) ,"</p>"); } var url = "http://google.co.jp"; var text = "Google".link(url) + "で検索する"; document.write("<h2>",text,"</h2>"); </script> </body> </html> |
linkメソッド
linkは、ハイパーリンクを設定するメソッドです。サンプルコードのように、linkメソッドは文字列の一部に設定できます。
Stringオブジェクトには、今回書いた以外に、文字に関するHTMLを設定するメソッドが用意されています。フォントの色を設定するfontcolorメソッドや、書体をボールド体にするboldメソッドです。それらのメソッドはどれもStringオブジェクトのインスタンスに実行して、Stringオブジェクトのインスタンスを返します。なので、メソッドはピリオド「.」で連結して実行できます。たとえば、色を設定するfontcolorメソッドとフォントサイズを設定するfontsizeメソッドを連続して実行するには以下のように書きます。
例;
testStr = str.fontcolor("red").fontsize(3);
例;
testStr = str.fontcolor("red").fontsize(3);